本剤は、当社が2011年11月より製造販売している「テリボン 皮下注用56. 高齢者 年齢や性別に応じた注意喚起• 骨折の危険性が高い人には、 骨密度の低い骨が弱い人や、既に骨折している部位がある人、年を取った人やなどが該当します。
41. 本剤を投与期間の上限を超えて投与したときの安全性及び有効性は確立していないので、本剤の適用にあたっては、投与期間の上限を守ること〔15. また、血液中や尿中のカルシウムの濃度を変動させるため、結石の症状を悪化させることがあります。
8本剤の薬理作用により、投与約4から6時間後を最大として一過性の血清カルシウム値上昇がみられるので、本剤投与中に血清カルシウム値上昇が疑われる症状 便秘、悪心、嘔吐、腹痛、食欲減退等 が本剤投与翌日以降も継続して認められた場合には、速やかに診察を受けるよう患者に指導すること。
テリボンは副甲状腺ホルモンを化学的に合成した製剤ですので、副甲状腺ホルモンが多くなっている方(副甲状腺機能亢進症など)には使う事が出来ません。 本剤は、高齢の患者さんでも簡便に自己注射できるよう配慮したオートインジェクター製剤であり、キャップを外してオートインジェクターの先端を投与部位に押し当てる2ステップの操作で注射は完了します。 部位は違っても、注射手順は下記の通り。
(小児等) 小児等及び若年者で骨端線が閉じていない患者には投与しないこと(これらの患者を対象とした臨床試験は実施していない、これらの患者では、一般に骨肉腫発現のリスクが高いと考えられている)〔2. 2. 併用注意: 1). ジギタリス製剤(ジゴキシン等)〔2. 3参照〕[高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれることがある 血清カルシウム値が上昇すると、ジギタリス剤の作用が増強される ]。 テリボンは半減期(血中濃度が半分に下がるまでの時間)が約1~2時間と短く、皮下に注射しても、短時間でその作用は消えてしまいます。
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